文士芸術家詳細The artist details

小説家・俳人

瀧井 孝作たきい こうさく

明治27年(1894)〜昭和59年(1984)

岐阜県出身。大正10年、田端571番地(犀星の旧宅)に転入。雑誌『時事新報』の文芸部記者時代に芥川龍之介を、雑誌『改造』の記者時代に志賀直哉を知り、生涯の師とする。最初の妻・榎本りんとの恋とその死を題材とした長編小説「無限抱擁」は、田端時代を描いた作品。昭和49年、日本文学大賞を受賞。俳号・折柴(せっさい)。