文士芸術家詳細The artist details

国立国会図書館「近代日本人の肖像」

小説家・劇作家

菊池 寛きくち かん

明治21年(1888)〜昭和23年(1948)

香川県出身。大正12年、田端523番地(室生犀星転出後)に転入。大正3年、『新思潮』(第3・4 次)の同人となり、戯曲を発表。「無名作家の日記」「忠直卿行状記」等の作品で文壇に地位を築いた。のちに大衆小説家として新境地を開き、昭和に入ってからは「文壇の大御所」と呼ばれた。「芥川賞」「直木賞」の創設等、後進の育成にも尽力した。