『イポリートとアリシ』 | |
あらすじ | |
舞台は神話時代のギリシア。 テゼはパラス一族を滅ぼし、パラスの娘アリシはいまや捕われの身。しかし彼女は、テゼの息子イポリートと密かに相思相愛の関係にある。 一方、テゼの妻でイポリートの義理の母フェードルも、あろうことかイポリートに心惹かれている。そこへテゼの死の知らせ(実はこの時、テゼは友ピリトユスを救うために地獄に赴いていた)。もはやフェードルは自らの内なる心を隠せない。 イポリートとアリシの関係を知って激怒するフェードルの前に、死んだと思われていたテゼが再び現れる。運命の3女神が予言した地獄とはこれか、と愕然とするテゼ。フェードルの腹心エノーヌは「イポリートがフェードルを誘惑した」とほのめかし、これを聞いたテゼはイポリートを追放、さらにネプチューンによるイポリートへの罰を嘆願する。アリシの目前で海にのまれるイポリートと、それを知って後悔にさいなまれつつ事切れるフェードル。 フェードルの死に際の言葉で自らの過ちを悟ったテゼは、地獄に戻ろうと決意するが、ネプチューンがこれを制止する。「お前はもはやイポリートに会えぬが、イポリートは生きている。」 一方、気を失っていたアリシが目覚めると、そこにはディアーヌの姿が。ディアーヌはアリシのために夫を連れてきたと語る。西風たちが連れてきたその夫は、他ならぬイポリートであった。 |
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配 役 | |
イポリート:ジャン=フランソワ・ノヴェリ アリシ:ガエル・メシャリー フェードル:波多野睦美 テゼ:ステファン・マクラウド ディアーヌ:野々下由香里 愛の神/女水夫:鈴木美紀子 ジュピテール:/運命の女神3/狩人:ジュリアン・リポン プリュトン/ネプチューン:小笠原美敬 愛の神の1人:谷口洋介 女祭司:名倉亜矢子 女性の羊遣い/女大祭司/女性の狩人:大森智子 エノーヌ:山下牧子 アルカス/運命の女神1:川島尚幸 メルキュール:谷口洋介 ティジフォーヌ:根岸一郎 運命の女神2:小酒井貴朗 |
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